赤ちゃんの向きぐせと頭の形

「いつも同じ方向を向いて寝ている…」そんな小さな気づきから始まることがあります。

―「いつも同じ方向を向いている」が気になったら―

赤ちゃんの寝顔を見ていて、
「いつも同じ方向ばかり向いているな…」
「後頭部が少し平らな気がする」
そんなふうに感じたことはありませんか。

周囲から
「そのうち治るよ」
「よくあることだから大丈夫」
と言われても、なんとなく不安が消えない──
多くのご家族が、同じ気持ちを抱えています。

向きぐせとは?

向きぐせとは、
赤ちゃんが無意識のうちに

  • いつも同じ方向を向いて寝る
  • 抱っこしても首を同じ方向に回しやすい
  • 反対側を向かせると嫌がる

といった状態が続くことを指します。

生後まもない赤ちゃんは、
頭の骨がとてもやわらかく、
長時間同じ向きで過ごすと、同じ部分に圧がかかり続けます

その結果、

  • 後頭部が平らになる
  • 左右で頭の丸みが違って見える
  • 耳やおでこの位置が少しずれて見える
  • 顔が左右非対称に見える

といった見た目の変化が起こることがあります。

なぜ向きぐせが起こるの?

向きぐせの原因は、ひとつではありません

よく見られる要因には、次のようなものがあります。

  • お腹の中での姿勢の影響
  • 首や体の左右差(動かしやすさの違い)
  • 抱っこや授乳姿勢、寝かせ方のクセ
  • うつぶせ姿勢(タミータイム:起きている時に見守りながら行ううつぶせ)が少ない
  • 自分で体勢を変える力がまだ弱い
  • 頭の骨がやわらかい

赤ちゃんのケアの仕方や環境を工夫することで改善する場合もありますが、
一方で、姿勢に気をつけたりタミータイムを頑張っていても、
頭の形に変化が現れるケースもあります。


つまり、向きぐせは「育て方の問題」だけではなく、根本的には
赤ちゃんの体の使い方の特徴として起こることが多いものです。

向きぐせ=必ず頭の形が変わる?

すべての赤ちゃんの頭の形が、向きぐせで大きく変わるわけではありません。

ただし、

  • 向きぐせが強い
  • 向きぐせの姿勢のまま寝ている時間が長い
  • 動きのバリエーションが少ない
  • 自発的に首を動かす機会が少ない

こうした条件が重なると、
頭の形に変化が現れやすくなることが分かっています。

特に、生後2〜4か月頃は、

  • 頭が最もやわらかい
  • まだ自分で寝返りができない

という時期のため、影響を受けやすい時期でもあります。

「様子見」で大丈夫?と感じたら

多くの保護者の方が、
「もう少し様子を見ていいのかな?」
と悩まれます。

  • 向きぐせが続いている
  • 月齢が進んでも体の動きに大きな変化がない
  • 左右差がだんだん分かりやすくなってきた

このような場合、
体の使い方や首の動きに目を向けることで、
さらなる変形を予防し、より良いサポートができることもあります。

頭の形が強く気にならなくても、
「向きぐせが気になる」
「発達のことで迷っている」
そんな場合には、一度ご相談ください。

頭の形は、変形が目立つ前に予防的に関わることが大切です。

大切なのは「気づいたこと」

さて、このページを読んでいるということは、
すでに
赤ちゃんの小さなサインに気づいている
ということです。

それは、とても大切な一歩です。

赤ちゃんの頭の形の悩みは、
決して「見た目だけ」の問題ではありません。

だからこそ、
不安を抱えたままにせず、
正しい情報を知り、
必要に応じて相談できる場所があることが大切だと考えています。

最後に

もし
・頭の形や向きぐせが気になる
・「様子見でいいのか」迷っている

そんな時は、まずはご相談くださいませ。

当院では、
赤ちゃんの発達や頭の形についての
無料オンライン説明会、個別オンライン相談(有料)
を行っています。

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このブログは、赤ちゃん・子どもの発達と健康について、
「知った上で選びたい」と考える親御さんのための情報を発信しています。        すべての内容が、すべての方に向けたものではない場合があります。
心に余力がないときは、無理に読み進めず、
必要なタイミングで参考にしていただければ幸いです。

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この記事を書いた人

Healthy Life Central
乳児・小児の発達と健康を専門とする国際基準(WHO基準)のカイロプラクター
臼田 純子

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